世界競馬の一流ビックレース～その１

●凱旋門賞（G1・３歳以上牡馬＆牝馬）

・開催国：フランス
・開催時期：10月第1日曜日
・競馬場：ロンシャン競馬場（芝・2400ｍ）
・好走日本馬：
エルコンドルパサー（２位・蛯名正義／1999年）
ディープインパクト（失格・武豊／2006年）
ナカヤマフェスタ（２位・蛯名正義／2010年）

世界的に伝統がある格式高いヨーロッパ最高峰レース。フランスの馬だけでなく、ヨーロッパで活躍した一流馬、さらには世界中の強豪馬たちが一堂に集結して、世界一の名馬を決定するような雰囲気があります。

賞金額はドバイワールドカップにつづく世界第２位の高額賞金で、金額にして約400万ユーロ。

しかし、現在までの凱旋門賞優勝馬は、すべてヨーロッパの調教馬が名を連ねています。

●キングジョージ６世＆クイーンエリザベスステークス（G1・３歳以上）

・開催国：イギリス
・開催時期：7月第4週
・競馬場：アスコット競馬場（芝・2414ｍ）
・好走日本馬：
スピードシンボリ（５位・野平祐二／1969年）
エアシャカール（５位・武豊／2000年）
ハーツクライ（３位・Ｃルメール／2006年）

ヨーロッパ競馬のシーズン前半をしめくくる一流レース。世界各国のＧ１を制してきた競走馬やダービー勝利３歳馬などが参戦します。

●英国ダービー（G1・３歳以上牡馬＆牝馬）

・開催国：イギリス
・開催時期：6月第1土曜日
・競馬場：エプソム競馬場（芝・2423ｍ）

1780年に創設されたイギリスの伝統ダービー。ダービーステークス、エプソムダービーと呼ばれることもあり、ヨーロッパの最強３歳馬を決める重要レースとして位置づけられています。

そのため、過去の勝利馬にはヨーロッパを代表する名馬たちが名を連ねています。

（参考文献：「勝つための競馬」きほん事典／西東社,2013）

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